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張本氏、ついに大谷翔平を誉めるもアッパレなし 「頑なすぎる」と批判の声も

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張本勲

 5日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、日本時間4日に行われた試合で2打席連続ホームランを放った大谷翔平について、張本勲氏がついに誉める発言をした。

 大谷が2打席連続ホームランを含む5打数4安打3打点と活躍した様子を見た張本氏は、「良くなったね」と称賛。そして、現在の打撃フォームを絶賛し、「バッターとして成功する可能性が高くなりましたね」と認めるような発言を行う。

 しかし、「アッパレ」は無しで、「(二刀流は)私は反対なんですけども」と頑として成功を認めず。関口宏から「あんな大きなホームラン打って、アメリカ人が驚いているんですから」と声を掛けられると、「アメリカ人は大げさに驚くからね」と人種差別とも取られかねない発言をする。

 なにかと人権を守るよう主張する『サンデーモーニング』だが、この発言についてはお咎めなく、画面に映ったコメンテーターは、苦笑いを浮かべるのみだった。ともかく、大谷の昨今の活躍は、張本氏の厳しい見方も変えつつあるようだ。

 しかし、依然として「二刀流を認めない」としているだけに、ネットユーザーからは「素直に認めろよ」「いつまでも自分の意見に凝り固まったおじいちゃん」「老害」などの批判が噴出することになった。

 張本氏といえば、大谷がメジャー移籍した際には「四分六分で通用しない」と切り捨てるなど、否定的な発言を行い、批判を受けてきた。また、3試合連続ホームランを放った際にも「アメリカのレベルが低い」とうそぶき、“素直になれないおじいちゃん”というレッテルを貼られることになった。

 そして、大谷が肘を故障すると、「それ見たことか」とばかりに「走り込みが足らない」と批判し、「肘と走り込みが関係あるのか」と物議をかもしたこともある。とにかくメジャー移籍した大谷を「目の敵」にしている張本氏だが、最近の活躍には舌を巻くしかないようだ。

 現在、右肘故障の影響で投手としては出場していない大谷。一部には野手に専念する事を勧める声もあるが、165キロのストレートも捨てがたい。張本氏を黙らせる意味でも、二刀流を継続してもらいたいものだ。

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