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映画「アフロ田中」トークショーで松居監督「今日の上映中に笑い声が聞こえた時はとても嬉しかった」

 映画「アフロ田中」(2012年2月公開)の最速試写が3日、東京・六本木シネマートで行われ、監督の松居大悟氏、原作者ののりつけ雅春氏がトークショーを行った。同作は現在「週刊ビッグスピリッツ」連載中の人気コミック「アフロ田中」シリーズを実写映画化。メインは松田翔太、佐々木希。周りを固める仲間たちにはインパルスの堤下敦、田中圭らが扮し、その他、原幹恵、美波、辺見えみり、リリー・フランキーなど個性豊かな面々も出演している。

 強烈な天然パーマで彼女のいない24歳の田中広(松田)。学生時代からのダメ仲間たちと「だれかが結婚するときは、結婚式に彼女を連れて行く」という約束をしていたが、ある日、そのうちの一人が結婚するとの知らせが。そんな時、田中の隣に引っ越してきたのが美人の加藤亜矢(佐々木)。果たして田中はXデーまでに彼女ができるか、というストーリー。

 映画化についてのりつけ氏は「最初話が来たときは信用してなかったですね(笑)。いつも話がきても流れていたので、本当にやってくれるのかなと思いました(笑)。松居監督の舞台を先に見たのですが、それがとっても面白くて笑えたので、安心して任せました。松田翔太さんと佐々木希さんは男前と美人でびっくりしましたけど、嬉しかったですね。松田翔太さんと最初にお会いしたときはすでにアフロをかぶっていて、そのときは普通に話せて不思議だなと思っていました。でもアフロを取った瞬間にすごい男前オーラが出ていて話せなかったです(笑)」。

 一方、松居監督は作品について「コメディにならないようにしようと思っていました。普通に撮ったらコメディになっちゃう。だけど田中広は面白いと思ってやってはいなくて、ただ一生懸命生きているけど、ちょっと世の中の価値観と違うからズレている、ただそれだけの映画というか、それが一番大事な映画ということを思っていました。なので、できるだけ笑いをとるのではなくて、田中広が一生懸命生きている姿を撮りたいと思いました」と説明。また「原作が好きな方に楽しんでいただきたいということを意識して作ったので、今日の上映中に笑い声が聞こえた時はとても嬉しかったです。ぜひ友達などに声をかけていただいて、一緒に盛り上げていってくれたら幸いです」とPRした。

写真=トークショーを行った原作者ののりつけ雅春氏(左)と松田大悟監督

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