そう思っている男性もたじろぐような、姑息な出会い術を自慢する男がネット上で話題になっている。
元記事には、告白者は犯罪をほのめかす文面もちらほら見受けられる。このような男性を一掃するために、あくまで本誌は、「こんな危険なやり口があるので注意されたし」と継承する目的で、この男の出会い術とやらを皆様にお伝えしたい。
伝えているのはブログ記事「出会い系のガチの裏技教える : 無題のドキュメント」(http://mudainodqnment.ldblog.jp/archives/1438959.html)。男性は、ネットでの出会い術について、かなり詳しく述べている。
まず彼が必要だといっているのは、出会い系サイトでの2つのID(アカウント)だ。なぜ二つ必要かは、次のように述べている。
「相手にはメール相手を『2人』と認識してもらわないといけない」
「こっちの人格を二つ用意して、役割分担をする事」
2つのアカウントで別の人格を演じて役割分担をするらしい。なぜその必要があるのだろうか。告白者は次のように語る。
「質問用のIDでこっちが聞きたいことは聞きつくす」
そして、もう一つのIDで
「必要な情報は既に入手しているわけだから、『外見とか気にしないから、よかったらすぐに会おう?』なんて送ってしまえばいい。地雷もふまないし、いい人の印章も与えられるし、自分がシャメを送らない言い訳にもなる」
つまり、「質問用のID 」と「誘う用のID」に分けて使うというのだ。
・質問用ID…相手の事を詮索するID。実験用ID
・誘う用ID…質問用IDで得た情報を生かし、誘うためのID
「質問用のID」では、嫌われもしょうがないという前提で情報収集を行い、それを踏まえて「誘う用のID」でクリーンに誘うという方法だ。
この2つのIDは、相手の女性には次のように映るだろう。
・質問用ID…しつこくなんでも聞いてくる人
・誘う用ID…しつこくないし、なんとなく自分をわかってくれる人
出会うために、相手の気持ちを欺く姑息な手段だ。例えば、相手のメールアドレスを聴く場合には次のようにするという。
「そういう時こそサブで探るんだよ。中には本アド聞かれるだけで拒否感もつ子もいるから、 リスクはサブの垢で負ってもらう。サブで教えてもらえたら、ちょっと時間を置いてメインでも聞く。サブが教えてもらえなかったら、メインでは聞かず、『俺は本アド教えてなんてがつがつしないぜ』って感じで飄々とメールする。」
整理すると次の通り。
・質問用ID…嫌われるというリスクを負ってもガツガツ聞く
・誘う用ID…メールアドレスなんて気にしないぜと飄々とメール
女性の方にはゾッとされた方もいることだろう。それだけ、この男は計算し尽くしてネット上で出会っているようだ。
恐ろしいのは、このやり口だけではない。さらなる驚きの方法を告白者は述べている。
「女のメル友募集してる子に女としてメールして、普通に下ネタ話するようになって、エッチに不満があるみたいだったから、よかったら自分の●フレ紹介しようか? で、自分を紹介。 会ってエチ〜とかもあったな」
女性のフリをして、相手女性と仲良くなった後に、恋愛のパートナーとして自分を紹介する姑息な方法だ。告白者も自らの姑息さを自覚しているようで、
「姑息だろ? 汚いだろ? ●ックスのためだ、耐えろ」
と綴っている。最低だ。
この姑息な男から教えられることは、アカウントが簡単に作れてしまうwebサービスには危険が潜んでいるということだ。そう、ツイッターもその一つ。メールアドレスが一つあれば簡単にIDを作れてしまうのだ。そう考えると、今、大流行のツイッター程恐ろしいwebサービスはないように思える。
皆さん、今一度、ネット上で交流する相手に注意してみてはいかがでしょうか。(めがねおう)
【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/