近隣のサラリーマンはあまり興味なさそう。
横須賀市と米軍のコラボで実現した、軍用食=ネイビーバーガーのレシピを再現したB級?グルメが、横須賀バーガーだ。
極めてシンプル、などといわれているが、うまいのだろうか。横須賀市の公式HPに、横須賀バーガーの公認店が載っていて、画像クリックでバーガーが拡大する。とりあえず、死ぬほどうまそうである。
筆者が当たりをつけたのは、どぶ板通り入り口の《サーフタコ》、同通り中ほどの有名店《TSUNAMI》。それに海軍ベースゲート前の《ハニービー》、大通りの信用金庫裏の《グールマン》など…だ。現地を回る。
サーフタコ…雰囲気外国、入りにくっ。「欧米か」と叫んでしまいそうだが、実際欧米である。なんとも言えない最高のバーガーの香りだ。次回はあのスツールに座るぞ、と決心し後にする。
まず《ハニービー》へ。ここも欧米な雰囲気のある伝統の店だが、中が見えないほうが、入りやすいことに気づく。(苦笑)ネイビー・バーガーを注文…うーん、文句なし。普通のハンバーガーとはフレッシュさが違う。香ばしいパテが最高だ。このぶんなら、たぶんどこで食べても、大満足だろう。
それから《グールマン》へ。こちらはアメリカーンな感じではなく、裏道の普通のレストラン。そこで1500円のセットを注文。ちと高いか。普通に頼むと1300円だから、たぶん誰でもセットにするかと思われる。ただ、認定店13店全部食べ歩いても1万5千円くらいで制覇できるので、そういう意味では横須賀バーガー巡りはいいかもしれない。あとはCPがよければ…。
女性の職人さんがネイビーバーガーを運んでくる。バンズ…やはり、いきなり想像以上にうまい。この時点で安心する。パテは多少やわらかめで、噛みごたえもあるがジューシー…。あとは、すっぱい玉ねぎ、かなりいけてるトマト、さらにレタスなどを挟んで、付け合せのポテトと交互にネイビー・バーガーをむさぼり食った。道行く人が、うらやましそうに中を覗くのに優越感だ。
横須賀バーガー、恐るべし。ハンバーガーを嫌いな人もないだろうが、各店の努力がさらにおいしさをアップさせているように思えた。