「オスカープロお笑いライブ」では、昨年12月に、チャンピオンシップを開催し、年間チャンピオンを決定した。新たなスタートを切った2013年のライブだが、今月で上半期が終了。そこで、今回は、安定した実力でライブを引っ張る実力派「ヴェートーベン」に、上半期の手応えを聞いた(久保隆司=写真左、青井貴治=写真右)。
−−2013年の「オスカープロお笑いライブ」も半年が過ぎました。振り返った感触と手応えは?
青井「そうですね、手応えというよりも、一番の実感は、半年経つのが早いです(笑)」
久保「本当に早かった。あっという間でした(笑)」
−−上半期の出来事といえば、昨年、オスカープロモーションに移籍した島田洋七さんが6月11日に、オスカーの若手芸人とトークライブを開催しました。洋七さんから、どんなことを学びたい?
久保「トークライブにはスケジュールの関係で僕たちは出演できなかったのですが、洋七師匠の講演会を見学させてもらいました。一人で1時間、水も飲まずにしゃべって、超、うけていました。天下を取った方なので、売れるヒントを盗みたいです」
青井「しゃべりに関しては、感動すら覚えました。なので、自分たちらしくありつつ、洋七師匠のように会場を沸かせることができるようになりたいです。トークライブでは、観客の方から、『お金を2倍払ったとしても見に来る価値があった』という声も聞かれたそうです。そういうふうに言ってもらえるライブを、僕らも、できるようになりたいです。洋七師匠は63歳で、僕らは33歳なのですが、あと30年あります。30年かかっても、『2倍払ってもいい』と言ってもらえるようになりたいです」
−−2013年、下半期の目標は?
青井「単独ライブに力を入れていきたいです。僕たちと同世代の人や、上の世代の人へ向けて、的を絞ったライブをやろうと思っています。バブル世代の人や、同姓の男性たちも笑わせてみたいです」
久保「8月2日に福岡市で、8月3日に広島市で単独ライブを開催します。僕たちは2人とも広島出身なのですが、広島でライブを開催するのは初なんです。ネタをやっている姿を同級生たちに見せることも初めてになります。すごくプレッシャーを感じているのですが、楽しみです」
青井「4月6日に『なかの芸能小劇場』(東京・中野区)で、デビュー15周年記念の単独ライブを開催したのですが、満員のお客さんの前でネタをやることができて、手応えを掴みました。また、あいにくの悪天候の中、来て下さったお客さんに本当に感謝です。4月の単独ライブをステップにして、福岡と広島のライブでも、お客さんに楽しんでもらえるようにしたいです」
(インタビュー・竹内みちまろ)
【ヴェートーベン芸能生活15周年記念単独ライブ】
日時:8月2日
場所:福岡天神リバレインホール(福岡市)
日時:8月3日
場所:広島バックビート(広島市)
【オスカープロお笑いライブ:今月のトップ】
B-YOSE
第1位:勝又
第2位:ダイマル
第3位:かんがるー
A-YOSE
第1位:珈琲ブレイクン
第2位:ヴェートーベン
第3位:オージースリー
【次回のオスカープロお笑いライブ】
日時:2013年7月19日(金)
場所:関交協ハーモニックホール
住所:東京都新宿区西新宿7-21-20関交協ビル
開場:18:00
開演:18:15 (A-YOSE/19:45)
チケット:前売り1300円、当日1500円(A-YOSE・B-YOSE通し)