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ミス慶応の代わりのイベントで前代未聞のハプニングが勃発!!

 今年は中止が伝えられていた年に一度のビッグイベントである『ミス慶応コンテスト』が、『ガールズ・ソーシャル・ムーブメント』と名前を変え、21日の『三田祭』にて急遽開催された。

 このドタバタ劇の原因は、長きに渡ってミスコンを主催していたサークル『広告研究会』が引き起こした不祥事。昨年、サークルの部員10人がフル●ン姿で日吉駅構内を疾走し、公然わいせつ容疑で書類送検され、活動停止となったから。

 ミス慶応といえば、フジテレビの中野美奈子、TBSの青木裕子など多くの女子アナを輩出しているビッグイベントであると同時に、学園祭に欠かせない風物詩でもある。『三田祭』の実行委員会に、『広告研究会』とは違う学生サークルから、新しいミスコン開催を訴える声が挙がっていた。そして、最終的に『ガールズ・ソーシャル・ムーブメント』として無事に行れる運びとなったのである。

 ただ、このイベント、普通のミスコンとは違い、女性と子供に関する社会問題に5人の出場者がどのようにして取り組んでいるかをプレゼンするのが審査基準とのこと。一人ずつ幼児虐待から子宮ガンなどについて調べた

 報告を5分間にわたってアピールした。

 ところが、順位を決めることはなく、それぞれに商品の絵本や子供のおもちゃを渡してイベントはお開き。感動も盛り上がりもまったくないまま終わってしまったのだ。

 未来の女子アナ候補生をひと目見ようと集まったマニアは、あっ気ないエンディングに唖然の表情。来なければよかったと口々にして会場を去っていったのである。

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