今回は沖縄では石垣島と並んで、人気の離島である宮古島の隣りにある池間島を取り上げます。
池間島は宮古島の北西に位置する周囲10.1km、面積2.83平方km、人口約700人の小さな島です。
92年2月には、宮古島と結ぶ池間大橋(全長1425m)が開通し、気軽に渡れるようになりました。
池間島の最大の魅力はなんといっても、宮古島同様に限りなく青い海です。池間大橋周辺の海は美しく、宮古島側の大橋への入り口付近には、駐車、休憩スペースがあり、そこから望む池間島は絶景です。
大橋を渡ったところには、駐車場、トイレ、飲食店、おみやげ店があって、ひと休みできます。そのすぐ近くにはマサカダツというビーチがあり、海遊びもできます。
また、島はほとんど観光地化されておらず、手つかずの自然が魅力で、北側にはフナクスビーチ、カギンミ浜という“秘密のビーチ”もあります。
ダイビングやシュノーケルができるマリンレジャー業者や、グラスボートもあります。
島へは、宮古島の平良市街地から八千代バスの路線バスがあります。終点は島の入り口近くの漁港前です(所要約30分、運賃片道500円)。
ただ、島内を巡るバスやタクシーなどはありませんので、島を一周したい方は宮古島からレンタカーで行かれることをお勧めします。ほとんど起伏はありませんので、体力に自身のある方は宮古島からレンタサイクルで行かれるのもいいかもしれません。
宿泊施設はペンションや民宿が主流で7、8軒あり、コテージ形式の高級リゾートホテルも1軒あります。
とにかく、とても海が美しく、ゆったりとした時間が流れる池間島。宮古島を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。
(旅人:ミカエル・コバタ)