埼玉西武 :6試合/合計18万1855人/平均3万309人/稼働率92.6%
ソフトバンク:6試合/合計23万5792人/平均3万9299人/稼働率97.8%
日本ハム :3試合/合計10万8770人/平均3万6257人/稼働率85.8%
オリックス :6試合/合計17万3437人/平均2万8906人/稼働率79.8%
ロッテ :3試合/合計 8万1552人/平均2万7184人/稼働率89.6%
楽天 :3試合/合計 8万1481人/平均2万7160人/稼働率89.0%
埼玉西武の本拠地であるメットライフドームは「アクセスが不便」と言われることもしばしば。ただ、上記の数字を見ても分かる通り、GW中は多くのファンがそれをものともせずに足を運んでいた。
現在リーグで首位に立つソフトバンクは、集客面でもさすがの強さを発揮。ちなみに、1日の楽天戦は、本拠地ヤフオク!ドームの収容人数(4万178人)ピッタリと大入り状態だった。
日本ハムは1試合目が2万9241人と控え目な数字だったが、2試合目(4万1138人)、3試合目(3万8391人)はいずれも好調。オリックスは両リーグで最も低い稼働率だが、先月29日の埼玉西武戦(3万4607人)、1日のロッテ戦(3万3532人)の2試合に関しては盛況だった。
ロッテ、楽天の両球団は、3部門のいずれも似通った数字となっている。稼働率がほぼ9割であることを考慮すると、どちらの球場も大いににぎわったようだ。ちなみに、楽天は先月28日のロッテ戦で球団過去最高となる観客数(2万8323人)を記録している。
セの114万394人と合わせて、両リーグで200万3281人を集めたプロ野球のGW。どの球団も大いに10連休の恩恵に預かったといえるだろう。この期間に足を運んでくれたファンを離さなければ、史上最多となった昨年のシーズン総観客数(2555万719人)の更新もあるかもしれない。
文 / 柴田雅人