先ごろ行われたグローバル・タッグリーグ戦では、現王者としてながら優勝を逃すなど、不本意な結果に終わっていた齋藤。それだけに優勝者三沢光晴&潮崎豪との対戦は「自分とバイソンは常に背水の陣。今回は新旧ノアの顔というチームとの対戦ですから、ここで防衛して新たなものを築いていく」と決意は固い。
すでに臨戦態勢に入っており、今回のタイトル戦に向け予習もしてきた。
「猫のように低姿勢でいって、一気にてのひらを返すかも。必殺技は猫キックかな? 今回は黒猫の死神かな。黒猫が横切ると不吉なことが起こるって言いますからね。練習中でもドンドン横切ってやろうかな」と精神的にプレッシャーをかけていく。
それだけではない。「最近は、バイソンがここで一発って欲しいときにワンテンポ遅れる時がある。いかに興奮させた状態で相手に向かわせるか。闘牛士のようにコントロールして見せますよ。バイソンから指示を送ることはないですからね」と明かした。
黒猫が猛牛をどう操るのか。V3はそこにかかっているようだ。