簡素な住宅地を車で走行していると突然目の前に「華林山慈恩寺」と書かれた石柱と立派な門が現れる。駐車場は観光バスが止められるスペースがたくさんあり、それだけでも凄さが感じられる。
慈恩寺は、本尊・千手観世音 山号・華林山 院号・最上院ともいい、天長元年(824)に慈覚大師によって開かれた天台宗の寺院なのだ。坂東三十三か所観音霊場の十二番札所でもあることから、境内は参拝者や観光に訪れる人々で賑わっている。それでも取材の日は平日の昼間ということもあり、とても静かで心地よかった。
きっとものすごいパワースポットでもあるのだろう、体がリフレッシュされていくのがひしひしと感じとれた。 この慈恩寺自体凄いのだが、さらに寺院から車で3分、徒歩10〜15分ほどのところに、あの「西遊記」のお師匠様でおなじみの三蔵法師玄奘の十三重霊骨塔もあるのだ。(記者個人の感想だか、交通状況が不便で車で行かれるほうをオススメします。)
場所:埼玉県岩槻市慈恩寺139
宗派:天台宗
寺号:華林山最上院 慈恩寺
本尊:千手観世音菩薩坐像
@東武野田線岩槻駅・東岩槻駅から慈恩寺観音バス停下車すぐ
※コミュニティバス岩槻ルート平日のみ
@東武野田線岩槻駅から国立東埼玉病院行朝日バスで 観音入口下車 南東約1.2km
(すぐれいち 山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou