日本ではあまり馴染みがないかも知れないが、ベルギーは約1500種類のビールが存在する世界最高のビール大国として有名だ。今回はその中から厳選された61種類のビールがイベント会場で味わえるようになっている。
イベントの実行委員によるとベルギービールの特徴は、「ほぼ全てのビールが日本のクラフトビールのような個性を持っている」とのこと。会場では、黒ビールや白ビールなどの他に、チェリーやピーチを使った個性的なビールなどもあり、会場を訪れれば、それまで持っていたビールイメージがくつがえること間違いなしだ。
また、「ちょっとビールは苦手」という人にも、ベルギーのビールはオススメ。国内のビールは「のど越し」などを重視して、苦味の強いものが多かったりするが、ベルギーのビールは「味わい」と重視しており、中にはカクテルかと思うほど甘みを感じるものもある。その辺りは会場でもらえるビールの説明文などをチェックしてもらいたい。
フード関連も充実しており、フライドポテトの元祖とも言われる「フリッツ」や、ベルギーワッフル、ソーセージなどの肉料理と、ベルギーの定番料理が揃っている。ビールとの相性も抜群だ。
イベント期間中は欧州の音楽ファンにも注目のイベントとなることだろう。会場のステージでは、エレクトロシーンを筆頭に、ロック、クラシック、フォークとさまざまなジャンルで、ベルギーで話題のアーティストたちが集合。ステージで熱いパフォーマンスを披露する。
開催時間は9月15日から23日まで、平日は午後2時から10時まで、土日祝日は午前11時から午後10時まで。会場ではまず「スターターセット」(3100円)を購入し、オリジナルグラス1個と飲食用のコイン11枚を受け取るシステムになっている。(斎藤雅道)