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イスラエルで目撃事件が多発しているマーメイド

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画像はイメージです。

 21世紀に入った現在も、世界中で未確認生物(UMA)が目撃されている。ビッグフットにつちのこ、モスマン、チュパカブラスなどメジャーな未確認生物(UMA)は数多いが、中には、「おいおい、いくらなんでも、こいつはいねえよ!!」と激しくツッコミたくなるとんでもない目撃事件も報告されている。

 例えば、立派な大人に「空飛ぶドラゴン」や「火を吹くヤマタノオロチ」などを見たと言われても、リアクションに困るし、「おまえは、特撮映画のスタッフか!」「早く、病院に行ったほうが良いですよ!」と言いたくても、目撃者の瞳が涙でうるんでいると、つい思わず「ほう、それは凄い目撃談ですね」と言ってしまうのが人情というものだ。

 今回、世界中に配信された未確認生物(UMA)目撃事件も、ツッコミどころが満載なのだが、なかなかその隙を与えない。実は、2009年の初夏あたりから、イスラエルのハイファという町の海辺にて、人魚目撃事件が多発している。そう、あのお肉を食べるともれなく不老不死になれるという「人魚」である。江戸期の日本では、シャケと猿のミイラを縫い合わせ「人魚のミイラ」として、オランダや中国へ販売しており、重要な輸出品のひとつであった。言い換えれば、江戸時代のガレージキットみたいなものだが、そんな人魚がナマモノとして、生きて目撃されているというのだ。いくらなんでも無茶すぎる。

 報道によると、イスラエル・ハイファの近くのキリヤット・ヤム(Kiryat Yam)という場所にて、ここ数か月間に、何十件もの人魚目撃例が報告されているというのだ(うむむっ、なかなか豪快で思い切りの良いニュースではないか)。

 報道された情報によると、問題の人魚は、夕方に出現するらしく、まるでイルカのように海中からジャンプし、軽快に泳ぎ回った後、再び海中に消えてしまうらしい。地元自治体は、人魚との共存共栄を図りたいと言いながらも、「もし人魚の実在を証明(明らかに確認できる写真撮影など)すれば、賞金として100万ドル(1億円)を差し上げる」と表明している(遠野の河童生け捕り賞金は一千万だから、かなり奮発したようだ)。

 「ガチ? ネタ? どっちやねん!!」

 町おこしを狙った町ぐるみのネタなのか、本当に人魚のような怪しい生物がいたのか。そのあたり、主旨がよく理解できないのだが、イスラエルとアラブの戦いも、人魚の歌声で収まってくれれば素晴らしいのだが…。

文:和田大輔 監修:山口敏太郎 取材:山口敏太郎事務所

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