2025年4月から始まる「大阪・関西万博」だが、目玉となるパビリオンの建設の遅れが深刻になっているという。番組では、資材の高騰や人手不足によって、会場の建設費が当初の約1.5倍になり、国民の負担が増える可能性を指摘した。
玉川氏は、万博のテーマとなっている「いのち輝く未来社会のデザイン」を揚げながら、「医療がどう進んで、老化をどう克服していくのかを見せてもらえる場だと思っていた」と吐露。その上で、「今の話だと、奇抜なパビリオンで目を引くという発想が昭和だなあと思っていて、昭和でやったような万博をもう1回やるんですか?という感じに見えてきている」と不満を述べた。
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また玉川氏は、この万博について「主催は国ですけど、日本維新の会が二人三脚で進めてきた。日本維新の会は税の使い方に厳しいですよね? 例えば議員を減らすとか、無駄な税金は減らすとか、予算を組み替えるとか、ずっと言ってるわけです。じゃあ、この万博はどうするんですか? 万博だけが特別なんですか?」と批判。
番組では、ANNによる万博に関する関心度調査の結果を紹介。「全く関心がない」「あまり関心がない」を合わせると現状では63%、約6割になることが判明。来場者数も現時点ではあまり期待されていないことが分かった。
ここで万博が仮に赤字になった場合、どこが補填するかを番組が万博協会の担当者に聞いたところ、「それは仮定の質問にはお答えしかねる」という回答が得られたそう。
玉川氏は「楽しみにしてる方もいらっしゃる。一方で行かない人もいっばいいる」とまとめた上で、「それで考えると、行かない人にとって税負担がどんどん上がりますという話は納得できないと思う。当初予算から増やさないでほしい。日本国民のために」と訴えていた。
ネットでは「よく言った」「胸がすく」「玉川さんがはっきり維新の名を出してくれた。玉川さんナイス」といった声が寄せられている。