車の修理を行う際、故意に車を傷付けることによって、大手損害保険会社に保険金を請求していたことが明るみになったビッグモーター。国土交通省は、明後日にもビッグモーターを聴取する方針だという。
番組では、ビッグモーターの不正の手口を改めて説明。「ヘッドライトのカバーを割る」「ドライバーで車体を引っかいて傷をつける」「ろうそくやサンドペーパーなどですり傷をつける」といった“器物損壊”を繰り返し、組織的かつ意図的に保険金水増し請求をしていた。
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また、「工場長会議」では、1台あたりの修理費のノルマとして14万円前後を求められており、平均値が低いと幹部に厳しく理由を問い詰められていたそう。他にも、副社長らが全国の営業店舗を月に1回程度回り、掃除や整理整頓が行き届いているかチェック。屋外の自販機の上を手でなぞり、汚れがついていたら減点対象に。
さらにその点検の際、「歩き方が悪い」として女性の社員がクビになったり、3年間で47人の工場長が降格になったこともあったという。
こうした驚きの実態を聞いた玉川氏は「どれを取っても現代とは思えない」と呆れ顔。そして、「利益を上げるために、こき使われて、服従させられて支配されていたことが本当だとしたら、とんでもない話」と糾弾した。
さらに、「利用者と言うかお客さんの立場で言うと、保険に関しては、保険会社が一時的な被害者で、利用者は、まぁちょっと等級が下がるってことになるだけかもしれない」と言及。
「車検だメンテナンスだと、必要ではないことにお金を払わされて、この会社はこれだけ大きくなったっていう話になっちゃうわけですよね。そりゃ利用者は怒るでしょ」と論じていた。
ネットでは、玉川氏の発言に対して「等級が下がるだけ? 馬鹿にして居るのか? 等級で、保険料がアガるんだよ!」「多くの人は保険料が上がる」「正規に保険を使うとき保険料が上がる危険性がある」「過去の経歴によって変わりますが、上がってしまう人もいます」「不正請求はユーザーにも影響が大きい」といった指摘が寄せられている。