松川るい参院議員や今井絵理子参院議員ら38人の自民党女性局員が、7月下旬から3泊5日で「フランス研修」として訪仏。その際、エッフェル塔をまねたポーズの写真をSNSに投稿するなどし「観光旅行だ」と批判が続いている。
今回番組では、8日発売の『FLASH』(光文社)が報道した「フランス研修」の日程、純粋な研修時間はたったの6時間だったことなどを取り上げた。更に、松川るい議員(大阪府選挙区)の参院選挙区支部長更迭を、身内である自民党枚方市支部が申し入れたことも伝えた。
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この報道のコメンテーターとして「お騒がせ議員と言えば私ですから」と、登場した杉村。番組MC宮根誠司から、研修で海外に行ったことがないのか問われた杉村は「海外行ったことないんですよ。行きたいって言ったんです。僕が当選したとき、厚生労働委員会だったんですけど、最初の上司は岸田さん(岸田文雄総理)で、いろいろ相談したんですけど、まずはしっかり国内の情勢を見た方が良いと。10年ぐらい(議員を)やってから、もし海外のこと勉強したかったら(海外研修を認める)と、ぐうの音も出ないご指摘をいただきまして…」と、議員当時のエピソードを明かした。
松川議員も、今井議員も2016年に初当選、10年には満たないようだ。問題の研修内容について聞かれた杉村は、研修の時間割に疑問はなく「こんなもんかな」と答えた。行ってみて視察が増える可能性もあり、国会議員の研修としては、時間というよりもその後の成果が問われると付け加えた。
この発言に、ネットでは「俺も遊びに行きたかったけどいけなかった、てコト?」「小泉チルドレンのタイゾウも今なら大炎上してたろ」「たいぞーは堂々と議員報酬でスポーツカー買うとか言ってボロクソに叩かれたし ぶっちゃけあれと変わらんよな」と、杉村の議員当時を思い出す声が上がっていた。
杉村は2005年に、“小泉チルドレン”として初当選。直後に「料亭に行きたい」「BMWに乗りたい」などの失言で炎上、謝罪会見を開いている。次の総選挙には出馬せず、2010年に自民党を離党、参院選にたちあがれ日本から比例代表で出馬したが落選し、以降はテレビ出演や経営者として活躍している。
当時の杉村のように、松川議員らが岸田総理から「研修はまだ早い」と却下されていれば、今回の問題は起きなかったかもしれない。