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​湘南乃風がセレモニアルピッチ&“ミニミニ”ライブでハマスタジャック! RED RICE「またこの地に戻って来たい」

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湘南乃風・RED RICE

 27日に横浜スタジアムで行われたDeNA対ヤクルト戦に、湘南乃風が登場。ハマスタを光で彩るスペシャルイベント『BLUE☆LIGHT SERIES 2023〜SPRING〜』の一環として、試合前のセレモニアルピッチをリーダーのRED RICEが務めた。

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 神奈川の湘南を走る国道線にちなみ“134”のユニフォームに身を包んだRED RICEは、ライト後方のブルペンからリリーフカーに乗り、タオルを振る仕草で登場。一塁線前で深々と頭を下げながらマウンドへ向かい、「ちょうど10年前、(メジャーデビュー)10周年の時もこちらでライブをやらせていただいた。その時、登板してらっしゃったのが三浦(大輔)監督で、三浦監督に見守られながらここで投げたのを覚えています」と回想。「節目になる年に、この素晴らしい場所に立てて光栄と思ってます。今日は最高の試合になるように、心を込めて投げさせていただきます」と決意表明し、キャッチャー・山本祐大に向け一投した。ボールはホームベース付近でワンバウンドしたが、打者・林琢真からしっかりと空振りを取り、セレモニアルピッチを終えた。投球後には「自分達の節目の年に、憧れの地である横浜スタジアムに立てることを光栄に思っています。とてもライブでは味わえない緊張感の中、一球を投げることができました」と20周年のいい記念になったと笑顔。「10年前に投げた時は届いたのですが、今回は届かなくて悔しかったなと思います。次は30周年まで駆け抜けて、この地にまた戻って来たいと思います!」と悔しさも滲ませながら、次回のリベンジを誓った。

 試合後にはライブで、代表曲を2曲フルでお披露目する予定だったが、試合が延びた関係上中止に。しかし、湘南乃風の4人が挨拶に登場すると、ベイスターズのサヨナラ勝ちの余韻を引きずるハマスタは大熱狂。若旦那は「いっそみんなでタオルを振りましょう!」と呼びかけると、SHOCK EYEも「とにかく野球最高!ベイスターズ最高!」と絶叫。最後にHAN-KUNが「純恋歌」に乗せ、「目の前には横浜の星〜一番光るベイスターズ!今夜の勝利を祝おう〜横浜に響け…」とサプライズアカペラを始めると、最後はメンバーとファンが一体となって「愛のうた〜!」と合唱し、横浜スタジアム全体が熱狂の渦に包まれた。

 その後も、三浦監督がメンバーをロッカールームに呼び込み、選手と一緒に大盛り上がりしていた湘南乃風。現在、首位をひた走るベイスターズに、さらなる追い風を吹かせていた。 

取材・文・写真 / 萩原孝弘

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