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高市大臣の言葉に絶句し口パクパクの杉尾議員だけでない、答弁で絶句し野党も呆れて退席した北村誠吾議員

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画像はイメージです

 政治的公平を巡る総務省の内部行政文書を巡る問題で、自民党の高市早苗氏を舌鋒鋭く追及しているのが、立憲民主党の杉尾秀哉氏と小西ひろゆき氏だろう。

 特に、杉尾氏の追及に対して高市氏が「私を信用できないなら、もう質問はなさらないでください」とピシャリを言ってのけ、杉尾氏が絶句、なにか話そうとして口をパクパクさせていたことも話題となっている。

 今回の杉尾氏のように、答弁のやりとりで絶句してしまった議員として思い出されるのが自民党の北村誠吾衆議院議員だ。

 >>立憲・小西議員、高市大臣に「速やかに辞職すべき」 総務省“行政文書”認める方針受け、SNS投稿が物議<<

 北村氏はもともと“答弁下手”なようで、2020年に地方創生・規制改革担当大臣を務めていた時には、公文書管理について野党の立憲民主党から質問を受けたが、全く答えられなかった。

 その内容は、「桜を見る会」の名簿の一部が白塗りにされていたことが公文書の改ざんにあたるかどうかを問われ、当初北村氏は「刑法上の問題はない」と回答するが、「私の思い」「内閣府から改ざんではないと説明を受けた」などと答弁を二転三転させる。その後の予算委員会でも、公文書管理に関する基本的な質問にも答えられず、野党議員が呆れて途中退席し、審議が打ち切りとなってしまう。

 北村氏は翌週にリベンジ戦に望む。週末の秋田県への出張を取りやめるなどして準備に挑んだ。1時間遅れで始まった審議だが、こちらでもまともに質問には答えられなかった。この回は公文書管理に詳しい政府参考人のサポートも受けたものの、質疑は噛み合わず、やはりリベンジは果たせなかった。

 北村氏がこの件で立場を追われることはなかったが、大きな失態を残してしまったと言えるだろう。このほか、北村氏は国会中の居眠り姿が複数回に渡って報道されたほか、国会の欠席回数や出席率の悪さなどが報じられたことも。やはり国会議員は態度や振舞いが大きな評価軸の一つと言えるかもしれない。

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