ウクライナの首都・キーウを極秘訪問していた岸田首相。キーウ行きの列車に乗り込む際の写真に「うまい棒」の箱が映り込んでいて、ネット上で話題になっていたが、23日になり、その中身が50センチ大の巨大しゃもじだったことが判明した。
しゃもじは岸田首相の地元である広島県で作られたもので、「必勝」「岸田文雄」と書かれていると言い、ゲン担ぎに使われる道具とのこと。ほかにも「折り鶴ランプ」が贈呈されたと言い、ネット上からは「なんの役にも立たない」「医療品や食料を送って」「邪魔になるものを送るな」という批判が噴出している。
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そんな中、広島県出身の塩村議員は、23日にツイッターでこのニュースを引用し、「庇う訳じゃないですが」と前置きしつつ、「広島出身者にとりしゃもじは特別なものです。少し前までは必勝を期して、カープの応援はみんなしゃもじを叩いていました」としゃもじの贈呈に理解を示した。
さらに折り鶴ランプについても、「こちらも広島出身なら、折り鶴のお土産は平和の象徴としてお馴染み」とし、「激励と、平和の祈念。そんなお土産セレクト」と綴った。
しかし、このツイートに、塩村議員の元には「カープの応援と戦争が同じ?」「役に立たないもの持ってってどうするって批判されてるんだから論点が違う」「戦争はスポーツではない」「ロシアとウクライナは野球やってんじゃないぞ」「お土産じゃなくて支援物資を持っていくべきでしょ」というツッコミが集まっている。
なお、批判に対し、塩村議員はツイッターで「スポーツ…というよりも、私たち広島人にとってカープはとても大切なものです。戦後、カープは市民球団として共に歩んできました。そんなカープを応援するツールがしゃもじでした」と説明。「平和都市の広島を代表するお土産品のしゃもじと、折り鶴グッズです」と改めて綴っていた。
記事内の引用について
塩村あやか公式ツイッターより https://twitter.com/shiomura