まず調印書にサインを済ませた土井が「DDTに参戦して2か月、ようやくシングルで結果を出す時が来た。オイ、佐々木大輔!まずはオマエや。この前の挑戦者決定戦、何30分もやってんねん。空気読まんかい、あそこ普通俺やろ。まあ選手権試合は60分、この前の続きやろうぜ!上野については、DDTの現在、未来だと思ってるから。そこは俺が食ったるから。サバイバル3WAYって難しい名前ついてるけど、俺が二人ピンフォール、ギブアップ獲ったらええんやろ?俺はずっとサバイバルして来たから、勝ち残りっちゅう話や。難しくもなんともない。オマエ(佐々木)と決着つけて、俺がチャンピオンの上野から獲ったら一番おいしいと思うから」と一発獲り宣言。
缶ビールをあおりながら登壇した佐々木は「この3WAY、明らかに一人いらない人間がいる。上野、テメエだ。(12.29TDCホール・KO-D無差別級戦でチャンピオンの)樋口(和貞)に負けた時に、このUNIVERSALのベルトは価値がなくなった。このベルトは地の底まで価値が落ちてんだ。そのベルトを俺と土井でKO-Dより上の価値にしてやる。今すぐ返上して、オマエは3WAYから抜けろ。俺と土井のシングルマッチだ」と土井との決着を優先させたい様子。
これを聞いた上野は「ものすごい選手で触れたことのない土井さん、どんな場所でも自分を押し付けてくる佐々木さんと、やったことがないサバイバル3WAYというルールでやれるのは一石三鳥。この2023年、楽しくなりそう。3月21日(後楽園)、サムライ・デル・ソル(旧名カリスト)が参戦してくれて、僕のUNIVERSALに挑戦したいと言ってくれてますから、その防衛戦もしなきゃいけない。その後(3.30&31)にはDDTの米国大会があります。そこで僕がUNIVERSALのタイトルマッチをすることが夢。夢のためにも頑張りたいと思います」と語り、この一戦の先にあるアメリカ大会での防衛戦実現に意欲を見せた。
(どら増田)