女は大東村にある倉庫で、猫の死骸や糞尿が散乱した環境下で38匹の猫を飼っていた疑いが持たれている。今年9月、大東村から警察に「多頭飼育が疑われる案件がある」という相談を受け、11月30日に家宅捜索を実施する。
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倉庫に立ち入ると、処理されていない猫の糞尿やゴキブリなど大量害虫が確認される状況下で猫38匹が飼育されており、動物愛護法違反の疑いで逮捕した。女は「猫を殺処分から守る保護活動」と称し、10年ほど前から大東村で猫を飼育していたという。警察の取り調べに対し、女は「悪い環境だとは思うが虐待ではない」と容疑を否認しているとのこと。劣悪な環境であることは、認識していたようだ。
この事件に、ネット上では「元々猫を救いたいという感情があり、しっかりと飼育していたんだと思う。何らかの理由で、できなくなってしまったのでは」「いろいろと苦労もあったろうと思うけれど、保護をした以上はしっかりと責任を果たしてほしい」「悪い環境だったということを認識しているなら、やっぱり改善するべきだった」「愛護を勘違いしている。たとえ救いたいという感情があっても、劣悪な環境で飼育した場合は、犯罪になる」と驚きの声が上がる。
また、「こういう事件が増えているように思う。もっと自治体が強権的な行動をしても良いのでは」「多頭飼育崩壊は重大な問題。付近住民の迷惑は計り知れないし、猫や犬も死んでいく」などの指摘も出ていた。