警察によると、男は2020年11月から2021年1月にかけ、しつけのために客から預かった犬を適切な温度管理をせずに飼育したため、両耳の先を凍傷させたとして、警察は動物愛護法違反の疑いで逮捕した。預かった犬は体毛が短く寒さに弱いイタリアングレーハウンドだった。
犬の飼い主は1か月施設に預け、引き取ろうとしたが、店側から1か月の延長を打診され、応じていたのだという。引き取ってみると、両耳に怪我を負っていたほか、尻尾の骨も折れていた。警察は捜査に支障があるとして、容疑者の認否を明らかにしておらず、詳細を調べていく方針だ。
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飼い主と犬の信頼を損なう事件に、「動物を商売にしている人間は、あまり信用しない方がいいと思う。ペットショップも、怪しい」「悪党そのもの。預かるだけ預かって、ろくな管理もしないなんて」「殺されなくてよかった。こういうところって、殺されても訓練中の事故で処理しちゃうこともあるらしいし…」「こういう施設と本物の訓練所の見分けがつかない」と怒りの声が上がる。
また、施設を知るネットユーザーからは「この施設の前を通りがかったら、とんでもない犬の鳴き声が聞こえた」「訓練所を探している時ここを見つけたけど、いい事しか書いていなかったのでやめた」という書き込みも。
そして、「飼い主もずっと預けっぱなしって、犬をどうしたかったの?」「番犬にしたかったのかもしれないけど、自分で愛情を注がないと…」「常に見に行くとか、チェックをしていないと、こういう事が起きる。飼い主にも感心しない」という指摘も上がっていた。
犬をみだりに傷つけた今回の事件。男の目的は、一体何だったのだろうか。