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81歳男、43歳会社員を十数発殴って逮捕 動機は秋田犬とコーギーの揉め事

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画像はイメージです

 福岡県糟屋郡須恵町で、無職の81歳男が43歳の男性を拳で殴り前歯を折る怪我を負わせたとして逮捕されたことが判明。その動機に驚きが広がっている。

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 事件が発生したのは19日午前6時10分頃。須恵町の路上で、81歳の男と43歳の会社員が口論に発展。81歳の男が43歳会社員の顔を十数発殴り、通報を受けた警察官に現行犯逮捕された。

 なぜ81歳の男が殴りつける事態になったのか。その理由は犬の散歩だった。81歳の男が秋田犬、43歳の男性が中型のコーギーを連れて散歩していたところ、秋田犬がコーギーに噛み付いたのだ。

 コーギーが血を流していたことから立腹した43歳の男性が殴りかかるが、空振り。そして、リードが足に絡まって動けなくなった男性に対し、81歳の男が十数発のパンチを浴びせた。警察は81歳男を傷害容疑で逮捕するとともに、43歳男についても、暴行容疑で立件する可能性を視野に入れているという。なお、81歳の男は公益社団法人秋田犬保存会九州総支部長を務めており、「相手が殴ってきたから十数発殴った」という趣旨の供述をしている。

 犬同士の喧嘩が人間に発展した今回の事件に「愛犬が噛みつかれたら怒るのは当然。81歳の男が秋田犬をしっかりしつけていなかったのが悪い」「近づけた飼い主2人に責任がある。そんなことで殴り合いになるなんて恥ずかしい」と81歳の男に憤りの声が上がる。

 また、「秋田犬保存会の支部長のくせに全く自分の犬をしつけられていない。情けない」「支部長という地位に就いておごりがあったのではないか」「総支部長なら、噛みつかないように躾けろよ」という指摘も。

 ただし、「最初に手を出そうとしたのは43歳男性。十数発殴ってしまったら過剰防衛だけど、悪いのは43歳の男では」「自分を守るために手を出した印象。ふっかけたのは被害男性だろ」と43歳男の責任を問う声もあった。

 犬を愛する気持ちが暴走した今回の事件。犬同士あまり近づけないなど、対策が必要かもしれない。

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