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『金スマ』出演者の着替えを隠し撮り TBS番組スタッフの不祥事、ウクライナ女性への性的交渉疑惑のほかにも

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画像はイメージです

 TBS社員の男性が日本に避難しているウクライナ人難民女性に性交渉を迫った疑惑が、ネットを中心に騒がれている。TBSの男性報道局員が女性を取材名目で渋谷のバーに呼び出し、スマホの自動翻訳アプリで性交渉を打診。さらに知人男性を伴う「3P」を提案したと伝えられている。TBS側は事実関係を否定しているが、疑惑を完全に払拭する必要もあると言えそうだ。

 事実であるとすれば、取材名目で性行為の打診をしたことになり、かなり悪質だと言わざるを得ない。同局はもともと「報道のTBS」と言われてきただけに、ダメージも大きいだろう。TBS関係者の性犯罪はこれまでにも起こってきた。

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 2019年には、人気バラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で、番組ADが出演者の着替えの現場を隠しカメラで盗撮する様子が『週刊女性』(主婦と生活社)ならびに同誌のウェブサイトである「週刊女性PRIME」に報じられた。

 この案件は現場で問題になっていながら、番組プロデューサーが口止めしていたとも記事では伝えられている。実際に盗撮行為を行ったのは番組に派遣されたADであるが、TBSの番組に関わっているならば関係者とみなされるだけに、大きな問題だと言えるだろう。

 1999年には、TBS報道局の社会部に所属する32歳の男性記者が民家に侵入し、入浴中の女性の姿をビデオカメラで盗撮したとして逮捕された。記者は、塀を乗り越えて逃走しようとしたが、近隣住民らに取り押さえられた。記者は取材用のハイヤーを近くに止めたまま盗撮を行っており、取材をしていたと言い逃れをしようとしたと報じられた。まさに言語道断の行為であろう。

 テレビ不況が叫ばれて久しいが、やはりテレビの関係者がいまだに花形職業の一つであるのは確か。その分、自分が力を持っていると勘違いしやすいだけに、業界全体が持つ体質の問題もあるかもしれない。

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