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東京女子SKE48荒井優希ら1998年組が新旧王者組に敗戦も大奮闘も「先輩たちの強さを感じた」

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蹴りを決める荒井優希

 東京女子プロレスが5月5日、エディオンアリーナ大阪(大阪・大阪府立体育会館)第2競技場で「GO GO DO IT」を開催。SKE荒井優希、鈴芽、宮本もか、遠藤有栖の「1998年(平成10年)度組」が新旧チャンピオンチームに敗れるも、大奮闘。今後に期待を持たせた。

 メインイベントはデビュー3年目の鈴芽、2年目の宮本、遠藤、そして2年目に入ったばかりの荒井の同学年組が新世代チームを結成。プリンセス・オブ・プリンセス王者・中島翔子、プリンセスタッグ王者・瑞希、インターナショナル・プリンセス王者・伊藤麻希、元プリンセス・オブ・プリンセス王者・辰巳リカの新旧チャンピオンチームと対戦。

 試合形式は60分3本勝負。1本目、チャンピオンチームは開始早々、伊藤と辰巳が不穏なムードになったものの、遠藤のキャメルクラッチを脱出した辰巳が足4の字固め。カットされると、スリーパーからドラゴンスリーパーの必勝パターンで遠藤からギブアップを奪い先取。

 2本目、新世代チームは荒井が瑞希にドロップキック、串刺しビッグブーツを叩き込むなど、4人で猛攻。荒井は中島にフルネルソンバスター、サソリ固めを決め、ロープに逃げられると、必殺のFinally(カカト落とし)を狙ったが中島は回避。瑞希が場外の鈴芽、宮本、遠藤目がけてダイブを敢行して3人の動きを止めた。中島はダブルアーム式DDTからダイビング・セントーンを炸裂させ、荒井から3カウントを奪取。これでチャンピオンチームが2-0で勝利を収めた。

 結果的にはストレート負けだったが、浅いキャリアで新旧チャンピオン相手に奮闘した荒井は「ストレートで負けてしまって。届かない壁というか、先輩たちの強さを感じたんですけど、私たちも強くなって、“そう言えば、私たちもボロボロにされてたよね”って言えるくらい成長していきたいと思いました」とコメント。

 鈴芽は「強い相手だったけど、この4人で組めてくれてうれしかったし、これからもやりたい」、宮本は「こうやって切磋琢磨できるのは幸せなことなので。どんどん成長していきたい」、遠藤は「この4人で組めてくれしかったし、今日負けたけど、次やった時、もっと成長して、勝つつもりで頑張ります」と前を向いた。

(どら増田)

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