この日、番組では水深120メートル底に沈んでしまった船体の引き上げの困難さについて特集。技術面でもハードルが高いほか、費用についてもスムーズに作業できた場合でも約1億円かかると紹介した。
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国交省は船の引き上げについて、「事故を起こした運航会社が主導して進めていくべき」という考えを示している。
番組の中で橋下氏は、国交省の考えについて「気に食わない」と一蹴。2016年に発生した貸し切りバス事故を受けて国交省は貸し切りバスの安全対策などを行ったが、橋下氏はその際に観光船の安全強化はできていなかったことを指摘し、「それは行政の責任だと思うんですね」と自論を展開した。
その上で橋下氏は「行政をコントロールするのは国会議員のわけ」と言い、国会議員が月100万円受け取っている文通費について言及。「これ名前が変わって『調査研究広報滞在費』って変わるんですけれども、そうであれば、日本のこの観光業に関する安全対策、これをきちっと調査するという意味で、国会議員、金出しなさいよ」とほえ、「これ普通の事故じゃないんだから」と話していた。
しかし、この橋下氏の発言にネット上からは、「この話題で文通費につなげるのは無理矢理すぎる」「文通費使えはさすがに支離滅裂」「文通費が何の関係あるの…?」「文通費の問題と今回の事故は全く別物」「事故を利用しようとしてない?」「突拍子なさすぎ」といった批判や疑問の声が噴出する事態になっている。