23日、北海道・知床半島の沖合で、乗員・乗客26人が乗った観光船「KAZU 1」が浸水し、その後、連絡を絶った。25日朝時点では10人が救助されたものの、全員の死亡が確認。現在も行方不明者の懸命の捜索が続いている。
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乗客・乗員は救命胴衣を着用していたと言うが、番組が、救援要請が出された当日の午後1時と同時間帯の海水温を現地で調べてみると、3℃しかないことが分かった。
こうした情報を踏まえつつ、スタジオでは水難学会会長・斎藤秀俊氏が解説していた。その中で、谷原は「春の天候の切り替えの時期で、嵐を呼びやすい時期でもありますから、一見穏やかに見えても、海って難しかったりもするわけじゃないですか」と主張。
その上で、「救命胴衣を着ているからと言って、泳ぎやすかったりするわけではない?」と質問。これに対して、斎藤氏は「逆なんです。救命胴衣は浮かぶためのものであって、逆に泳ぎにくくなってしまうという、そういう特性があるんです」と説明。
すると、谷原は「そうなると、(救命胴衣を)着ているからと言って、仮に(波が)収まっている海でも岸までたどり着くのは難しい?」とも尋ねた。同氏は「難しいですね。水温が低かったので、落水とともに、体が動かなくなっていると思います」と回答。
この後、水温が0~5度だった場合、意識不明になるまでの時間は15~30分、また5~10度だった場合、同じく意識不明までの時間は30~60分といったデータも紹介されていた。
真冬の知床の海を泳ぐことについて、谷原がどこまで想像できたのか定かではないが、ネットでは「冷水考えてない?舐めてる」「まだまだ寒い海水の中を泳げ? あなたなら泳げますか?」「そんな低い水温でどうやって泳ぐの谷原?」といった疑問が。また、「何時も他人事な谷原」「谷原さん、いつも何かが変… いつも、おかしな質問をする」という意見も見られた。