>>日本ハム・新庄監督が藤浪の獲得に本気か 「俺のところ来たら化ける」阪神への要求に驚きの声、原巨人よりは好機アリ?<<
番組では同日にキャンプ地・沖縄入りした新庄剛志監督を取り上げたコーナーの中で、日本ハムからオファーを受けた赤星氏が2月初旬に臨時で指導する予定であることや、日本ハムのプロ2年目・23歳の五十幡亮汰が赤星氏からの指導を熱望していることなどを紹介。これを受けた赤星氏は「スライディングだったり、スタートっていう部分、そしてメンタルの部分を僕ができる限り教えてあげることによって、盗塁王に近づければいいかなとは思っています」と、五十幡を中心に精力的に指導したいと意気込みを口にした。
赤星氏は同番組の企画で、昨年11月4日に就任会見直後の新庄監督と対談。そこで一塁走者として盗塁に臨む際の意識、走路の取り方などについて持論を語ったところ、新庄監督から「(春季キャンプの)臨時コーチ決まり、走塁の。ジャージー持ってきてよ?」と冗談交じりに臨時コーチのオファーが。その後、先週1月23日の放送内では「昨年、対談の時に冗談気味にお誘いいただきましたが、もし正式にオファーをいただければ、お力になれたらなとは思っています」と、正式オファーがあれば前向きに検討するとも語っていた。
赤星氏の日ハム臨時コーチ就任を受け、ネット上には「プロ生活で400個近く盗塁稼いだ赤星の入閣は、盗塁少ないチーム(昨季77盗塁/パ・リーグ4位)にとってはかなりの大補強だ」、「去年30試合足らずで9個も盗塁した五十幡が赤星から手ほどきを受けたらどうなるのかめちゃくちゃ楽しみ」と期待の声が挙がった。一方、「日本ハムもいいけど、久しぶりに阪神にも帰ってきてくれよ」、「最後に臨時コーチやってからもう10年くらい経つけど、今オフも阪神からオファーは無かったのか?」と、古巣・阪神ファンからは寂しがるコメントも多数見られた。
赤星氏は首の故障が原因で引退した2009年以降、故障の後遺症など体調面を理由に阪神からの指導者オファーを2度固辞(2011オフ、2015オフ)。また、古巣での臨時コーチについても、2012年春季キャンプで務めたのが最初で最後となっている。
「赤星氏は現役時代を過ごした阪神には愛着を持っており、同・槙原寛己氏(元巨人)が昨年11月13日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画にゲスト出演した際にも『阪神にお世話になって、阪神に入れたからこそ今こうやってこの仕事もできてると思いますし。だから「恩返しをしたいな」って気持ちがどこかにあるのは確かにありますね』と語っています。にもかかわらず、臨時コーチとしての阪神入りが約10年途絶えていることを疑問に思っているファンも少なからずいるようです。なお、こうしたファンの間では複数回、正コーチオファーを断られた球団側が『もう呼んでもこないだろう』と及び腰になっているのではという意見も散見されます」(野球ライター)
阪神一筋(2001-2009)でプレーした現役時代はプロ野球歴代9位タイとなる381盗塁をマークし、盗塁王も5度獲得(2001-2005/セ・リーグ記録)した赤星氏。一部からは「日ハムでの指導が結果に繋がれば、阪神が久しぶりにオファー出す可能性も高まるのでは」という見方も挙がっている。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
槙原寛己氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCU77bY7q28jGPYlDn089gfg