元木ヘッドは「選手からナメられる巨人軍ヘッドコーチ」として番組に登場、選手からのナメられエピソードを語った。
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その中で、同じく番組に出演していた元ヤクルト・上田剛史氏(現岡山・関西高校野球部コーチ)が、「元木さんがまだいないのに勝手に円陣始めて勝手に終わったり」という、球団公式YouTubeチャンネルが2020年6月13日に投稿した動画が紹介。
動画では、円陣中に元木ヘッドがその場にいないことに気付いた選手たちが「終わっちゃえ終わっちゃえ」、「終わっちゃおう」と声をかけ、円の中心に出てきた田中貴也(現楽天)が「さあ行こう!」と締め円陣が終了。その後、ベンチ裏に引き揚げた選手たちから「(円陣)終わりましたよ」、「ヘッド遅ないですか?」と言われた元木ヘッドは、「(終わるの)早ないか?」、「『遅ないですか?』じゃなくて、だったら待っとれよ!」とツッコみ、選手の笑いを誘った。
この動画に元木ヘッドは「(円陣の)時間に合わせていったらみんな(ベンチ裏に)帰ってきて。『どうした?』って言ったら『終わりましたよ』って言われて、『普通待つやろ!』って」と、自身が時間に遅れたわけではないと説明。自身も後に動画を見て真相を知ったと明かした。
その後、番組では今放送に先立ち球団・球団公式YouTubeチャンネル広報に元木ヘッドに関するエピソードなどがないか問い合わせたところ、双方から“オフのため”という理由で回答を得られなかったことも紹介。スタジオで共演したタレント・小原ブラスからは「『たま~に的確なアドバイスをする元木ヘッド』っていうタイトルの動画が出てきた」と、巨人公式YouTubeの動画タイトルでもいじられていると指摘された。これに元木ヘッドは、「ちょっとあの…終わってから広報に電話します」と口にし、スタジオの笑いを誘った。
元木ヘッドのナメられエピソードを受け、ネット上には「首脳陣No.2のヘッドをここまでいじるのはヤバい、他球団だったら即刻干されるレベル」、「選手だけじゃなくて、球団側からもそんな扱いされてんのか」と驚きの声が寄せられた。一方、「自分も現役時代先輩のことナメまくってたんだから因果応報だろ」、「清原の子分として好き放題やってたツケが回って来たのでは?」と、ナメられる背景を推測するコメントも多数みられた。
「現役時代の元木氏は当時同僚だった清原和博氏(元巨人他)の子分として先輩・後輩関係なく傍若無人な振る舞いを繰り返していたとされている選手。特に有名なのは高橋由伸氏(前巨人監督)のサヨナラ本塁打で勝利した2000年9月5日・広島戦での振る舞い。元木氏は高橋を本塁付近で出迎えていた清原氏の背中を思い切り押して転倒させると、ベンチに引き揚げる際には二岡智宏氏(現巨人二軍監督)に背後からカンチョーを見舞い悶絶させました。こうした周囲へのリスペクトのなさも、選手や球団スタッフたちからナメられている一因になっているのではというネットの声も少なからず見受けられます」(野球ライター)
なお、元木ヘッドは番組冒頭で番組MCのマツコ・デラックスから「ゆくゆくは監督?」と問われた際、「いや、それはないです」と否定した上で、自身は阿部慎之助一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチを次期監督候補とみていると答えている。これを受け、一部からは「ここまでナメられてるならこれ以上の出世は厳しいって考えてるのか?」といった声も挙がっている。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
読売ジャイアンツの公式YouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCXxg0igSYUp0tqdd6luPEnQ