>>タイトル挑戦の大仁田厚がDDT今林GMに理不尽要求「給料30万円として4か月分で120万円を懸けろ!」<<
この日のメインイベントは、DDTのトップクラス6選手によるスペシャル6人タッグマッチ(竹下、秋山、HARASHIMA組VS遠藤哲哉、樋口和貞、上野勇希組)。試合は新生バーニング結成が決まった遠藤と秋山が激しくやり合うなど、バチバチの一進一退の攻防が続いた。15分過ぎ、樋口が竹下にラリアット、ドクターボムで怒涛の攻めを見せるも、ぶちかましをかわされて、竹下がジャーマンを見舞った。間髪入れず秋山が串刺し式のジャンピング・ニーバット、エクスプロイダーを樋口に繰り出すと、秋山が投げた樋口目がけて、竹下が豪快なジャンピング・ニーを一閃。そこから竹下はザーヒー、ラリアット、ジャーマン・スープレックス・ホールドへとつなぎ、樋口から完全無欠の3カウント。
竹下は「ジャンボ鶴田さんから秋山さん、秋山さんから僕にこうしてジャンピング・ニーを継承してくださったことは光栄です。僕が大切に使って継承していきます」とマイク。さらに、「12月18日の名古屋(国際会議場イベントホール)、そして26日の代々木は竹下幸之介と岡林裕二の物語。DDTVS大日本の対抗戦になるので、DDTのチャンピオンとして、DDTの代表として胸を張ってぶつかり合いたい」と決意表明。
バックステージで秋山は「ジャンピング・ニーも言うことはない。バッチリ決めてくれた。任せて、しっかり使ってくれれば。今日は組んだけど、今度は俺がぶち込まれることもあると思う。そこは遠慮せず、ぶち込んでもらいたい」と太鼓判。竹下は「継承してもらったからには、使ってナンボ。竹下幸之介の武器として、さらに鬼に金棒。岡林選手とのタイトルマッチにも自信がついたし、樋口の巨体を吹っ飛ばすことができたので、岡林選手にもヒットすれば、勝利につながると確信しています」と会心の笑みを浮かべた。
また、秋山を参謀として従えることになった遠藤は「秋山準というどう猛な獣を簡単に飼い慣らせるとは思ってない。バーニングをまとめるリーダーとしては、もっと強くなる必要がある。今日は秋山準の毒を取り入れて、俺のものにすることはできなかった。俺のものになれば、もっと強くなるし、もっと上に行ける」とコメントしている。
(どら増田)