男は10月28日正午過ぎ、札幌市中央区の百貨店を訪れると、販売されていた1着8万3600円のコートを着る。そのまま会計せずに店外へ出たところで、警戒していた保安員が声をかけると、男はコートを脱ぎ捨てて逃走した。
その後、保安員から通報を受けた警察官が男の車を張り込み、戻ってきたところで逮捕した。男はこれまでにも万引きを繰り返していた疑いがあり、保安員がその動きを観察していたのだ。
>>無人餃子販売店で万引きした48歳会社員男が逮捕 ビジネススタイルに限界を指摘する声も<<
警察の取り調べに対し、男は「後で払うつもりだった」と容疑を否認しているとのことだが、これまでの疑わしい行動や、声をかけられ逃げた様子を考えると、常習的に万引き行為を繰り返して来たと見るのが自然だろう。
会社役員による万引きに、「常習犯でしょうね。しかもお金はあるのに、発作的にやってしまう。こういう人間はいつまでたっても同じことを繰り返す」「会社役員のくせに、やっていいことと悪いことがわかっていない。役員の会社も悪徳業者かもね」「金があるならしっかり払え。ふざけるな」と怒りの声が上がる。
また、「後で払うつもりだった」という言い訳についても、「そういうのを万引きという」「後でっていつだよ。脳の全てが万引き常習者だよ」「50歳にもなって中学生でも言わないような言い訳をしている。情けない限り」などと呆れる声が上がった。
払う意思があろうとなかろうと、未精算ものを店外に持ち出した場合、万引きを疑われることになる。