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無人餃子販売店で万引きした48歳会社員男が逮捕 ビジネススタイルに限界を指摘する声も

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 新潟県新潟市の無人餃子販売店で冷凍餃子を盗んだとして18日、48歳会社員の男が逮捕された。

 男は9月23日、新潟市東区の無人餃子販売店で、32個入りの冷凍餃子3セットとタレ3セットの計3600円分を盗んだ疑いが持たれている。警察が防犯カメラの映像などを元に捜査を進めた結果、同市東区に住む48歳会社員の男を特定。窃盗の疑いで逮捕した。

 警察の取り調べに対し、男は「金がなかった」と話し、容疑を認めているとのこと。この店では、今回発覚した事件以外にも同様の窃盗事件が発生しており、警察は男の犯行である可能性もあると見て、捜査を進めていく方針だ。

 今回事件の舞台になった無人餃子販売店は、昨今全国的に店舗が広がりつつある。冷蔵庫に入れられた冷凍餃子を出し、料金箱に入れるというスタイルで人気を博しているのだ。無人とすることで24時間販売を行う店舗も多い。

 広がりを見せる一方で、万引きへの不安は開業当時から指摘されていた。防犯カメラが設置され、料金箱も持ち去られないように工夫されているものの、万引きに対する対策は施されていない店舗も多く、「性善説に立ち、万引きを覚悟して営業しているのではないか」という見方も出ている状況だった。

 そんな中で発生した無人餃子販売店での万引き事案に、「無人販売店は毒物の注入やテロの温床になる可能性がある。そういうところを、しっかりしているというエビデンスがほしい」「残念なことだけど、人の良心を前提にするビジネスは、通用しなくなっている」という指摘が上がる。

 一方で、「万引きは店側でも把握しているし、最後には捕まるということ」「無人販売所は日本の治安の良さを象徴するものだし、続けてほしい」「少なくともテロ等はできないようになっていると思う」などという声も出ていた。

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