事件が発生したのは5日。一関市の入浴施設の売店で、男性が1本1500円のようかんを会計せずに店を出て、帰宅した。その後7日になり、男性から万引きしたことを申告する連絡が入る。そして8日夜になり、男が5000円の菓子折りを持って施設を訪れ、代金を支払って謝罪。その際「言い訳はしない」「申し訳ございませんでした」と話したという。
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入浴施設側は男に反省の意思が見られたとして、警察に提出した被害届を取り下げた。これで事実上「お咎めなし」となる模様だ。しかし、万引きをしたという事実は、消えることがない。犯罪の様子はネット上で動画が公開され、その様子が物議を醸していた。
万引きをした人物が、後日連絡を入れた上、菓子折りを持って謝罪し代金を支払うという事案。ネットユーザーからは「許したらだめでしょう。謝罪して払ったらいいってものではない。そんなことをしていたら、万引き犯人はやり得になってしまうよ」「反省した振りをして許されちゃうから繰り返す。施設側も面倒になったのかもしれないけど、しっかりした措置を取ってもらいたかった」「犯罪抑止のためにも刑事罰は必要だった」という指摘が上がる。
また、「反省なんかしていない。動画がネット上で公開され怖くなっただけ」「犯行の様子を動画で見たけれど、手慣れているし、ここの施設は謝っちゃえばいいやと感じなだけ」「謝罪すれば許すってどれだけお人好しなのか。絶対、反省していないよ」という指摘も上がっていた。
表向きは「反省している」と語った男。再度万引きをすれば、信用を失うとともに、厳しい刑事罰が下されることだろう。