29日に愛知県常滑市で行われた「NAMIMONOGATARI2021」。常滑市は21日からまん延防止等重点措置の措置区域に追加され、27日には緊急事態宣言が発令されており、イベントの観客上限は定員の50%かつ5000人、酒類の提供は自粛のルールが課せられる。主催者側はすでにチケットを5000枚以上販売していたが、県の指示に従って8月20日にチケット販売中止。酒類については1人2杯までとしチケットを配布した上で販売するとしていた。
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しかし、ふたを開けてみると、動員は8000人を超えてソーシャルディスタンスは守られず。マスクをしていない観客も多く確認されていたほか、会場を収めた写真には持ち込まれた酒のゴミなどが大量に見られる事態に。また、ステージでアーティストが観客を煽っているシーンを収めた動画も流出するなどしており、多くの批判の声が集まっている。
この話題について話を振られたヒロミは、「アーティストもそういうふうになってる(感染症対策を行ってる)からどうですか? って言われて、多分みんなアーティストもそこを気にしてるから、『そういうのであれば』って言って参加をしてたりするわけじゃない。だからアーティストまで謝らなきゃいけない事態になってるのは……」とSNSなどで謝罪した参加アーティストに同情した。
さらにヒロミは、「ヒップホッパーって歌詞の内容も意外といいこと言ってたり、見た目と違っていい奴らだから、こういうの(感染症対策)もすごい気にするだろうし」と持論を展開。問題点について、「(行政が)止められない、そこなんだと思う。お願いベースだから」と言い、「オリンピックはやったわけでからね、直前でもなんでも」と指摘していた。
しかし、この発言にネット上からは、「オリンピックがなんの関係あるの?」「オリンピックと同じなら無観客でやれよ」「オリンピックを引き合いに出すなら無観客と毎日検査しないと」というツッコミが殺到。また、「ステージで煽ってたアーティストもいるのにいい奴らとか通じない」「本当にいいヒップホッパーはこのフェスのこと批判してるよ」という声もネットには寄せられていた。
批判が多く上がっている中での擁護は、なかなか受け入れられなかったようだ。