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『バイキング』復帰の野々村真が「現場を国のトップは見ていない」「自分の目で見て」訴えるも賛否

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画像はイメージです

 30日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、新型コロナウイルスに感染して入院し、退院を報告していたタレントの野々村真が、現在の医療体制を批判したものの賛否両論が集まっている。

 この日、野々村は自宅から番組にリモート出演。生放送に復帰となった。

 ​>>退院報告の野々村真に「そこまで全国の人は応援してなかった」 坂上忍の発言に「どうかしてる」批判相次ぐ<<​​​

 番組では福井県で臨時医療施設、いわゆる「野戦病院」を立ち上げたことなどを取り上げていたが、その中で話を振られた野々村は、「県民の皆さんに寄り添ってる方がいらっしゃって、上の方に」と福井県の対応を絶賛。一方、「現場を、この国のトップ、都のトップは見ていない」と政府や東京都の対応を批判した。

 また、野々村は「ICUのあの惨状、現状、生死の境でさまよっている人たち、それを治そうとしている医療従事者の方々を自分の目で見ていただいて」と視察を要求。「酸素ステーションが立ち上がりました、誰もまだ患者が入ってないのを見に行ってパフォーマンスして、って姿を見せるんじゃなくて、現場に行って足を運んで、もし自分がそういう状況になったら、そして自分の身内がそういう仕事をしてたらどう思うっていうのを感じてもらいたい!」と訴え。

 さらに、「それを感じないと、国民も都民も説得力がないから言うこと聞かないと思う。あなたたちがそれを見てくれないから。それを見てくれないと聞かないですよ」と持論を展開していた。

 この発言にネットからは、「説得力ある!」「言うことに迫力があるな」という賛同の声が集まっていたが、一方ネットでは「苦しんでるコロナ患者のいる場所にゾロゾロ入っていくの?」「政府批判よりもノーマスクのこの番組に感染予防呼びかけたら?」「野々村の体験聞いても番組体制すら変わらないんだから、メッセージなんて無意味」という批判的な声も多く集まっている。

 出演者の中から感染者が出ても、放送の体制を変えない『バイキング』。少なからず疑問の声も上がっていただけに、野々村の訴えにも賛否両論が集まってしまったようだ。

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