事態が発覚したのは23日。スーパーマーケット「バロー蟹江店」でマアジのパックを購入した客から「ふぐが入っている」と通報があった。その後、返品されたパックを調べると、マアジの中に同じ大きさのふぐの幼魚が混入していた。
ふぐは有毒部位を持ち、人間が口にすると痺れや運動麻痺などの神経障害が発生するほか、重篤な場合になると、死に至ることもある。現在、スーパーが自主回収を進めており、愛知県などが絶対食べないよう呼びかけている。今のところ、混入した原因などは特定できておらず、警察が調べを進めている状況だ。
マアジの中に有毒なふぐが入っていたという事件に、「怖すぎる。普通の人だったら、気が付かずに食べてしまうでしょ」「今回は知識のある人がたまたま気が付いたから良いけど、もし食べていたら、死んでいたってことだよね…」「こういうことがあると怖いなと感じる。嫁に食べさせられて、死んだりして…」「重大な問題では。ミスだとしても、『気が付かなかった』では済まされないでしょ。きちんと調べてほしい」などと驚きや不安の声が上がる。
また、鮮魚に知識がある思われるネットユーザーからは「ふぐのテトロドトキシンは猛毒で小さくても死ぬ。捌くには決められた時間と手順など細かなルールがあるのに、『出しちゃいました』じゃないよ」「今はしらす干しにカニやタコが入っても文句を言われる時代。危機意識がちょっと低いと言わざるを得ない」という指摘も上がっていた。