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高校サッカーのプレー動画がネットで炎上騒動 “日大タックル”より擁護の声が多いワケ

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画像はイメージです

 第97回全国高校サッカー選手権予選のある試合が、ネット上で話題になっている。

 問題となっている試合は、今月20日に行われた福岡予選第2回戦。高校年代最高峰の「U-18プレミアリーグWEST」に所属する東福岡高校と、飯塚高校の試合。結果はPK戦で東福岡が2-0として勝利した。

 しかし、試合後、あるツイッターユーザーが「これはやばい」として、一本の動画をアップ。その動画には、コーナーで飯塚高校の選手がボールをキープして時間稼ぎしていたところ、東福岡高校の選手がその選手の腕を持って足を踏みつぶし、2人がかりで背中を強く押し転倒させたシーンが映されていた。

 これについて、ネット上からは批判が殺到。「悪質過ぎる」「どう見ても故意に足踏んでる…ひどい」「何やってもいいと思ってるの?サッカーを侮辱してる」という声が続出し、さらには、「日大の殺人タックル思い出した」「日大タックル事件並にひどいな」という、日本大学アメリカンフットボール部騒動を彷彿させるという指摘まで出ている。

 「今年5月に行われたアメフト日大と関西学院大学の定期戦で、日大の選手が関学大の選手に激しくタックルし、全治3週間のけがをしたことに始まった日大アメフト部騒動。怪我をさせるためだけのあまりにも悪質な行為だとして大きな問題となり、指導者と選手の歪んだ関係も浮き彫りにしました。今回も東福岡の選手が相手選手の足を強く踏みつぶしているように見え、相手の選手生命を脅かしかねないプレーをしていることは明らか。強豪校でこのようなプレーが指導されていたとしたら、日大アメフト部問題のようにことが大きくなる可能性も充分あります」(スポーツライター)

 しかし、一方では「高校サッカーじゃこういうプレーは割とあるある」「東福岡を叩いてる人ってサッカーについてあんまり知らないんじゃないの?」「確かにモラル違反かもしれないけどこのくらい強引じゃなきゃプロにはなれないよ」というサッカーファンからの擁護の声もあり、ネット上で議論が行われているような状態となっている。

 果たして騒動はここから波紋を広げていくのだろうか。今後も注目したい。

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