男は16日午後3時半過ぎ、札幌市の路上で8歳の男子児童に対し、着ていたフードを引きずるなどして、両膝を打撲し、首を捻挫する全治1週間の軽傷を負わせた疑い。警察によると、当時男の息子と被害に遭った同級生の児童は喧嘩をしており、そこに父親である男が介入し、暴行したものと見られている。
警察の取り調べに対し、男はフードを掴んだことは認めているが、一部については否認している。男としては自身の息子が喧嘩に巻き込まれたことに憤慨したものと思われるが、結果として暴行し全治1週間の軽傷を負わせてしまうのはやりすぎと言わざるを得ない。
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男の行動に、子を持つ親からは「自分の子どもが暴行されれば、自分も同じことをしたかもしれない。我慢しなければいけないのはわかるけど…」「実際、当時の状況がわからない。親が手を出すということは、よほど力の差があるような行動をしていたのではないか」「供述通りフードを掴んで引きずって引き離しただけなのでは」と同情的な声が上がる。
一方で、「気持ちはわかるけど8歳の子どもだし、両者の言い分を聞いてなだめるべきだった」「結果に怪我をさせてしまったのなら、その責任は負わないといけない」「大人なら止めるくらいに留めておかないと」「ちょっと大人気ないと言わざるを得ない行為だよね」と男の行動を疑問視する声も出た。
男はもちろんだが、被害を受けた男児も、反省が必要と言えそうだ。