男は25日午後2時頃、板宿~妙法寺間を走行中だった神戸市営地下鉄の車内で、39歳男性の4歳息子が椅子に膝を立てて外を見ている際、足が当たったことに立腹。子供の足を叩き、父親である男と口論に発展する。
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すると、男は怒りにまかせ、39歳の父親がつけていたマスクを引きちぎった。警察はこの行動が暴行罪になるとして、現行犯逮捕。警察の取り調べに対し、容疑を認め、「子どものしつけについて正論を言った」と話しているという。
この事件が報じられると、「誰が悪いのか」が議論になる。「何があっても他人への暴行は許せないし、犯罪」「マスクを引きちぎったぐらいで暴行になるのは驚き。怒ってしまった時点で負けだよね」「他人への暴力行為はダメ」「他人を教育しようという心。これがもう老害」と逮捕された65歳男に対し、厳しい声が上がる。
一方で、「椅子に膝を立たせて乗せた上、他人に足が当たるのを黙認した父親もおかしい」「しつけがなってないんじゃない? 父親も良くないと思うし、事の発端はマナー違反でしょ」「状況がわからないけど、男も何度かは我慢していたと思う。結局、親が黙認してスマホでもいじってたんじゃないの?親が悪いよ」「そもそも椅子に膝で立たせるな」と父親の責任を指摘するネットユーザーも少なくない。
そして、「我慢できない老人と、迷惑をかけても謝らない父親。全員がどうしようもない」「どっちもどっちじゃないの」「どちらも尊敬できないし、宜しくない行動だよね」と両者とも好ましくない行動と見る人も多かった。
様々な意見が上がっているが、全ての発端が座席マナーの違反であることだけは間違いない。