小沢氏は、自民党の河村健夫元官房長官が全日本私立幼稚園連合会からパーティー券の購入を受け、法的問題はないものの返金した報道に対し、「権力の私物化。どこを見ても利権と腐敗と言い訳だらけ。次から次へ、本当に冗談みたいな国になっている。自民党は反省したふりはしても、反省なんかしていない。心の中ではちょろいもんと笑っている。だから、同じことが何回でも繰り返される。永続させるかどうかは国民次第」とコメントした。
これには、ネット上で「自民党は返せば、無罪という勝手なルールのもと、やりたい放題」「金太郎飴やな。自民党」といった共感の声が聞かれた。しかし、「先生のご活躍で小選挙区制になったと聞きました」といった小沢氏への意見も聞かれた。
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現在の選挙制度は、衆議院では一つの選挙区から一名しか当選できない小選挙区比例代表並立制が取られている。この制度は投票率が低い場合は、組織力のある大政党ほど有利になる。現状では自民党に有利な制度だ。この制度を導入した一人が、自民党時代の小沢氏だと言われるため、ツッコミが入ってしまったのだろう。
さらに、小沢氏は25日には、自民党政権下で実質賃金が落ち続けている点を「論より証拠」としてグラフととともに提示。「はっきり言えることは、これまでの政策が根本的に間違っていたということ」と示した。こちらにも「嘘ではなくて本当に貧乏国になってしまった」「これが歪みとしてあちこちに」といった嘆きの声が並んだ。
記事内の引用について
小沢一郎氏(事務所)のツイッターより https://twitter.com/ozawa_jimusho