小沢氏は「森友、加計、桜を見る会の問題、更に菅総理の長男と総務省の癒着の問題。これらはみんな権力を濫用して政治を私物化し、自分達の個人的な利益を得るという点において共通している。簡単に言うと、自民党政治とは、国民の生活そっちのけで、利権と腐敗にひたすら突き進む亡国の政治ということになる」とツイート。
続けて、菅義偉首相の長男が総務省幹部へ接待を繰り返していた問題には「贈収賄事件になり得る」と書き込み、悪質度を批判した。それでも、内閣支持率が4割前後もある点を憂慮し、「選挙へも行かず、単にニコニコ笑っていれば、いつか必ず大きな厄災となって国民に跳ね返って来る」と政権交代へ意欲を見せた。選挙での野党の勝利には、投票率の上昇が必須のため、小沢氏の提言は具体的なものでもあるだろう。
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これには、ネット上で「確かに。一党独裁政権と同じだと思います」「自民党は国民の生活そっちのけで、自分達が如何に有利な状況で解散するかしか考えていないまったくもって身勝手な政党」「結果としてそれを許してしまっている有権者にもその責任の一端はある」といった共感の声が相次いだ。
一方で、自民党は小沢氏の言わば古巣であるため、「ご自分が自民時代に経験されたことからの経験談として拝聴しております」「あなたも、自民党時代、そうだった」といったツッコミの声や、「野党の追及が甘いのはブーメランを恐れてですか?」といった、新たなスキャンダルの噴出を憂慮する声も聞かれた。
記事内の引用について
小沢一郎氏(事務所)のツイッターより https://twitter.com/ozawa_jimusho