『ピーチクアワビ』は、新人映画監督の望月キナコが自身の作品が酷評を受け挫折を経験するものの、スカウトをきっかけにAV業界へ飛び込み、R18の世界で奮闘する物語。AVの制作側が題材になっている異色の漫画作品だ。
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AVといってもエロのかわいい部分が印象的で、主人公キナコが壁にぶち当たりながらももがく姿に勇気づけられる同作品。映画監督の経歴も持つ岩田ユキと、小説の執筆も手掛ける紗倉まなの対談では、AV制作のリアルな話、作品を世に送る立場としての悩みなど、普段は聞くことのできない興味深い内容となっている。
対談記事では第2話までの試し読みも可能。
■紗倉まな(サクラマナ)
1993 年 3 月 23 日、千葉県生まれ。
2012 年、工業高等専門学校在学中に SOD クリエイトの専属女優として AVデビュー、作家としても才能を発揮し、2016 年に発表した初めての小説「最低。」がベストセラー小説に。
同作は2017 年に映画化、マンガ化を果たす。
■岩田ユキ(イワタユキ)
静岡県生まれ。
キャラクターデザイナー、イラストレーター、映画監督、マンガ家と多彩な顔を持つ。2000 年に映像制作を始めると、多くのインディーズ映画祭で賞を受賞。
バンド・空気公団のミュージックビデオも手がけた。
『ピーチクアワビ』(双葉社)
著者:岩田ユキ
第1巻 2021年2月27日発売
『ピーチクアワビ』特集 岩田ユキ×紗倉まな対談(コミックナタリー)
https://natalie.mu/comic/pp/peechikuawabi