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『この差って何ですか?』終了へ、視聴者は打ち切りを予感していた?

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加藤浩次

 『この差って何ですか?』(TBS系)が、2021年3月で終了する。15年4月のレギュラー放送開始以来、6年の歴史に幕を下ろす。極楽とんぼの加藤浩次をMCに据え、ギャップを浮き彫りにしていった。

 番組で取り上げる「差」は多岐に渡った。日本に滞在する外国人が理解しにくいトピックや、料理や掃除の便利術、全国各地のスーパーにあるご当地商品などを紹介する。細かい作りの情報系番組として定評があった。

 ただ、ここ1年は世代間ギャップの一つとして、「昭和・平成の流行歌の差」を取り上げるようになった。往年の名曲は、現在活躍するアーティストによってカバーされることも多い。また、昭和と平成の歌謡曲は、ちょうど視聴者のターゲットとなるファミリー層にも親子でぴったりとハマる。そこで、視聴率の苦戦やマンネリを打破するための「テコ入れ」コンテンツとして、「歌謡曲」が選ばれたのかもしれないが、視聴者からは不評を買ってしまった。

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 番組では、平成生まれの若手のアイドルが、昭和歌謡の歌詞の解釈についてコメントすることもあるが、「こじつけや、的外れがひどい」「思い入れのある曲だけにこれは辛い」といった声が聞かれた。もちろん、番組の意図としては「あえて」の解釈を見せたいつもりなのかもしれないが、歌謡曲は熱心なファンが多いジャンルだけに、反発を招いてしまったようだ。

 さらに、最近の番組構成についても、「そもそも『差』を取り扱ってなかった」といった、当初のコンセプトからのブレを指摘する声もある。このほか、「街角で市民にインタビューするシーンが減ったのはコロナのせい?」と背景を探る声も。また、この番組に限らず、「5分で結論が出る内容を、VTRなどで延々引っ張りすぎ」といった苦言も見られた。すでにテコ入れ時から、視聴者は番組終了を予感していたと言えそうだ。

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