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2021年、長寿番組が相次いで打ち切りに? 既に報じられた番組以外にも、あの人気番組に終了の心配

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タモリ

 2020年、経済界に大打撃を与えている新型コロナウイルスはテレビ業界にも大きな影を落としている。

 一部週刊誌によると、日本テレビ系のバラエティ番組『火曜サプライズ』(毎週火曜午後7時)が2021年3月をもって終了するという。メインコーナー「アポなしグルメ旅」が新型コロナの影響で以前のような撮影ができず「クオリティを下げるくらいなら」と幕を閉じるという。2009年の放送開始以来、常に10%以上を獲得する人気番組で、まさかの終了報道に驚いたファンは多かった。

 また、1989年から放送している『噂の!東京マガジン』(TBS系、毎週日曜午後1時)にも終了報道があった。新型コロナの流行で広告収入が激減し番組を維持できなくなったとされている。

 このように新型コロナは不動の人気を誇る長寿番組にも影響を及ぼしているのだが、2021年以降はより一層、人気番組の「コロナ打ち切り」が相次ぐのではないかとされている。

 特に心配されているのが『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系、日曜午後8時)だ。視聴率は常に10%台後半。日本テレビを代表するバラエティ番組だが、タイトルの通り海外ロケがメインの番組。新型コロナの流行以降は国内でロケを続けている。海外には日本以上にコロナ被害が深刻な国もある。長期の海外ロケができるのはコロナの収束後で、数年単位で影響が出る可能性が高い。

 通常よりスポンサー費用が高い日曜ゴールデンという放送時間帯の事情もあり、2021年中に終了、もしくは休止の判断を下す可能性は高いだろう。

 >>視聴率は民放トップも…“コロナ打ち切り”が今後も出そうな各局のバラエティー番組<<

 また、『イッテQ!』と同様、長期休止の可能性があるのが1946年スタートの『NHKのど自慢』だ。メイン視聴者、参加者は高齢者であり、新型コロナの流行以降は番組の収録を中止。再放送やリモートの企画で乗り切ってきたが、ネタ切れも指摘されており、一時休止となる可能性は高い。

 また、タモリが司会を務める深夜バラエティ『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系、金曜深夜0時20分)も専用のスタジオを持たないオールロケ番組ゆえ、飲食店でのロケや料理企画が難しく、できる企画に限りがある。タモリの年齢(75歳)もあり、店じまいとなる可能性がある。

 テレビ番組はいつか終わるものではあるが、2021年はおなじみの番組とのお別れが相次ぐ年になるかもしれない。

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