11年10月にスタートした同番組は、お笑いコンビ・爆笑問題の2人がMCを務め、田原俊彦がスペシャルゲストMCを務める情報バラエティー番組。
>>視聴率は民放トップも…“コロナ打ち切り”が今後も出そうな各局のバラエティー番組<<
芸能人の知られざる一面や、引退し第2の人生を歩んでいる人にスポットを当てる「あの人は今」的な企画が好評で、安定して2ケタの世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど支持を集めていた。
「出演者の中でも、ジャニーズ事務所を退所以来、地上波から遠ざかっていたトシちゃんの起用はなかなか斬新だった。もともと、爆笑問題の田中裕二が大ファンということもあって、制作サイドに熱望して起用が実現していた」(TBS関係者)
記事によると、昨年10月からテレビ朝日が同時間帯の「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」を土曜日に移動し、「ザワつく!金曜日」をスタートさせた頃から、同じ視聴者層をターゲットとする「爆報!THEフライデー」の視聴率が苦戦。
さらに、コロナ禍でロケ取材などが制限されたことが追い打ちをかける結果に。テレビ業界で広告収入が減り、制作費の見直しが余儀なくされたことで、番組終了の流れとなったというのだ。
同番組が終了しても、爆笑問題はテレビ5本、ラジオ2本のレギュラーを抱えているだけに、それほどダメージはなさそうだが、田原は地上波でのレギュラーが0本になってしまう。
「ジャニーズ時代に同じ『たのきんトリオ』で活動していた近藤真彦が不倫報道を認め活動を自粛。トシちゃんもよく若い美女とのデート写真を撮られているが、もともとチャラいキャラなので、これまでなんの“ペナルティー”もなかった。若い頃にスタッフたちに偉そうな態度を取ったが、今や出世しているし、素行不良もあって、今後、地上波からはオファーがなさそうだ」(芸能記者)
どうやら、爆笑問題が“救いの手”を差し伸べるしかなさそうだ。