第5話は、音羽堂出版の社内報に載せる「MIYAVI」の紹介記事作成をどのスタッフに担当させるか、半田(なだぎ武)が頭を悩ませていた。奈未(上白石萌音)は麗子(菜々緒)に潤之介(玉森裕太)との関係を認めてもらえるのではと思い、社内報作りに立候補し――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
第5話では、麗子の上司としての振る舞いに称賛の声が集まっているという。
「社内報の記事に四苦八苦した奈未でしたが、結局仕上がったのは、麗子をネタにしたもの。麗子からボツを食らった企画や、麗子のファッション、キラーフレーズなどで、提出した麗子は『私がこれにOK出すと思った?』と厳しい言葉を向けるも、『みんな興味あるかなと思って』という言葉に麗子は結局OKを出し、修正後そのまま掲載されることに。この一幕に視聴者からは、『仕事に私情入れないのさすが』『自分の気持ちより読んだ人のこと思ってOKにしたんだろうな』『なんだかんだで理不尽なことでは絶対怒らないよね』という声が集まっていました(ドラマライター)
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“鬼上司”とされている麗子だが、実はアラサー以上の女性視聴者からは「憧れる」という声が集まっているという。
「本作は主人公の奈未目線で描かれているもの、奈未はとにかく仕事ができない女性。第5話でも、インタビュイーに着用してもらう大事なドレスをまったく関係ないスタイリストに渡したことで所在不明に。大問題になる場面がありました。結局見つかったものの、女優の山村紅葉がドレスに目をつけてしまい、あわや他誌にドレスが掲載されてしまう危機に。その場面に颯爽と現れてフォローしたのも麗子だったため、視聴者からは、『要求水準は高いけどちゃんと部下のミスもカバーしてくれる』『むしろこうなりたいって憧れる上司だよね』という称賛が寄せられました」(同)
毎週描かれる主人公のミスは、むしろ鬼上司だったはずの麗子の株を上げていたようだ。