第3話は、『MIYAVI』編集部では創刊号の校了が1週間後に迫っていた。編集部員たちが校了に向けて慌ただしくしている中、編集長の麗子(菜々緒)から、急遽モデルで柔道家の瀬尾光希(高山侑子)のインタビュー特集を別の人物に差し替えるよう指示が出る。光希の特集を担当していた中沢(間宮祥太朗)は、その指示に納得がいかず、「もう編集長にはついていけない」と言い出し――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
第3話では結局、中沢だけでなく、ほかの編集部員からも麗子への不満が噴出することに。中沢は麗子へ、「究極、編集長が辞めるか俺達が辞めるかそのどっちかでお願いします」と要求していた。
「その時点で校了1週間前だったにも関わらず、結局翌日に出社してきたのは、奈未(上白石萌音)と遥(久保田紗友)、半田(なだぎ武)のみ。ほかの編集部員たちは仕事をボイコットし、エステやカフェで読書、合コンなどを楽しんでいました。しかし、この様子に視聴者からは『麗子以外全員仕事舐め過ぎてない?』『創刊号の校了直前にボイコットする編集者なんて全員クビになってもおかしくない』『仕事の指示が気に入らないからって出社拒否は社会人としてどうなのか』という声が噴出することに。ドラマの演出とは言え、疑問の声が多く聞かれてしまいました」(ドラマライター)
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その後、実は光希が肩を壊していることを見抜いた麗子が、『MIYAVI』で取り上げることによって必要以上のプレッシャーがかかり、選手生命が終わってしまうと判断し、差し替えを決めたことが判明。中沢がそれをほかの編集部員に伝え、ボイコットは終わりとなった。
「しかし、編集部員たちが戻ってきたのは校了直前。あわただしく差し替えページを仕上げることになりましたが、迷惑をかけた奈未や遥、半田はもちろん麗子にも謝らず。それどころか、仕事にもたつく奈未に『時間考えて!』と指示する場面もありました。これに視聴者からは、『あんたたちがボイコットしてるから時間なくなったんでしょ』『何様…?』といったツッコミが集まっていました」(同)
登場人物たちの身勝手さに、視聴者も困惑しきりだったようだ。