男は2020年8月、大阪市内のスーパーマーケットで、買い物中だった30代女性の持っていたかばんに体液を入れた。警察が残された体液のDNAを調べるなどして27歳男を特定し、器物損壊の疑いで逮捕した。
警察によると、男は弁当のタレ用に作られた容器の中に体液を入れ持ち歩き、女性にかける行為を繰り返していた。自宅からは体液が入った容器が10本以上見つかっており、かなり常習者だったことを窺わせている。
取り調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認め、「容器を常に持ち歩いて、好みの女性を狙い20~30件はやった」「性欲を満たすためだった」と話しているという。なんの罪もない女性に、自身の汚れた欲望と体液をかける行為は、理解し難い。また、体液を保存しタレを保存する容器に入れる行為も、異常と言わざるを得ない。
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異常行動に、「どうしてこんなことをするのか。自分の理解の範囲を完全に超えている」「容器にはタレ以外入れるな」「体液を容器に採取する行為がもう異常な感覚。普通そんな事をしようとは思わない。すぐ捨てたくなる」「自分で出して、自分で移し替えてって、虚しくならないのか。虚しくならないから、こんな犯罪に走るのだろうか」と驚きやドン引きの声が上がる。
また、「なぜタレの容器を手元に用意することができたのか。飲食店経営だったら目も当てられない」「飲食店経営者ではないことを祈りたい」「このニュースを見たら弁当を食べたくなくなった」「しばらくタレの容器は見たくない」という声も出た。
全てが異常と言わざるを得ない事件。厳罰と再発防止を望みたい。