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「一緒に暮らすことが嫌になり」68歳マッサージ師の女、39歳無職の息子を殺害しようとして逮捕

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画像はイメージです

 鹿児島県出水市で、同居する39歳無職の男を殺害しようとしたとして、68歳マッサージ師の母親が逮捕された。その行動が議論を呼んでいる。

 警察によると、女は12日午後11時50分頃、自宅で無職の息子(39)の首にコードのようなものを巻きつけ殺害しようとした疑いが持たれている。事件当夜、母親が110番通報したものの、男女が争う音とともに電話が切れてしまい、不審に思った警察が現場に急行。室内で倒れている息子を発見する。

 その後、警察が尋問したところ、息子の首を絞めようとしたことを認めたため、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。母と息子は2人暮らしだったそうで、警察の取り調べに対し、母親は「一緒に暮らしていくことが嫌になり、殺そうとした」と話しているという。

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 無職の39歳息子を抱え、悩んでいたものと思われる母親。行動は犯罪だが、心中は理解できなくもないだけに、「自分は額に汗してマッサージ業に勤しんでいるのに、息子は働かずに大きな顔をして家にいる。ストレスが溜まるのは当然」「動機はおそらく息子が職に就いていないからでしょう。行動は許されないが気持ちはわかる」「詳細は不明だが正当防衛の可能性も否定できない。息子が日常的に暴力を振るっていた可能性もある」と、行動を疑問視しながら母親に同情的な声が上がる。

 一方で、「息子をそんな人間にしたのは、母親にも責任がある。失敗作だから殺そうとするのは、ちょっとおかしい」「家から追い出すとか、他の手立てもあったはず。殺人は絶対に良くない」と、母親の行動に憤る声もあった。

 母親の苦労に疲れた気持ちを理解する人も多かったが、殺人未遂は重大犯罪。適切なはずがない。

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