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栗山監督の続投で「後任がいないのか」日本ハムフロントにブーイング? 2年連続Bクラスでも留任に動いたワケは

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栗山英樹監督

 今シーズン「53勝62敗5分・勝率.461」でパ・リーグ5位に沈んだ日本ハム。16日、その日本ハムが栗山英樹監督に来シーズンの続投を要請する意向であることを複数メディアが報じている。

 監督に就任した2012年以降、チームにリーグ優勝2回(2012,2016)、日本一1回(2016)をもたらしている栗山監督。しかし、今シーズンは8月(13勝11敗)以外は全て月間負け越しと終始貯金を作れず。優勝争いはおろかCS圏内の2位争いにも加われないまま、就任後初となる2年連続Bクラス(両年とも5位)でシーズンを終えている。

 報道によると、球団は2年連続Bクラスに終わった結果を重く受け止めた上で検討を重ねた結果、チーム再建を託すため続投を要請する結論に至ったとのこと。また、栗山監督が要請に応じることは確実とも伝えられている。

 >>日本ハム・清宮、不振の原因は“迷い”? OB岩本氏が打席での“異常”を指摘「手先でボールをこねていた」<<

 栗山監督の続投報道を受け、ネット上には「続投なら素直に嬉しい、ちゃんと補強すれば全然戦えるはず」、「ソフトバンクにカモにされた(6勝17敗1分)のが低迷の主原因だからここをどうにか対策してほしい」、「また来年も同じ野球を見せられるのかと思うと気が滅入る」、「有原(航平)、西川(遥輝)が今オフメジャー行くかもしれないし、監督も代えてチームを一から作り直すべきだ」と賛否の声が多数寄せられている。

 一方、「去年も進退伺突っぱねて続投させたけどそんなに後任がいないのか?」、「普通なら解任に動く方が自然、それでも続投ということは他になり手が見当たらないということなのかもしれない」といったコメントも複数見受けられた。

 「栗山監督は5位に終わった昨シーズンオフ、成績不振の責任を取って球団に辞任を申し出。報道では次期監督候補として侍ジャパン・稲葉篤紀監督、中日・小笠原道大二軍監督(現日本ハム一軍ヘッド兼打撃コーチ)ら複数OBの名も挙がっていましたが、球団側は『ケジメをつける、責任を取るのであれば、来年勝つことも責任だろう』と説得し栗山監督を翻意させています。こうした経緯も影響しているのか、球団が今オフも結果を出していない栗山監督の留任に動いているのは『監督オファーを受けてくれそうな人材がいないからなのでは』と考えているファンもいるようです」(野球ライター)

 2年連続で不振に終わっても、栗山監督を続投させる方向で動いている日本ハム。実は監督候補の人材不足に悩んでいる可能性もあるのかもしれない。

文 / 柴田雅人

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