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日本ハム、白村の戦力外に「見切りが早過ぎる」の声 野手転向2年目の解雇、現役選手の成功例から反発も

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 日本ハムが5日、今シーズン第1弾となる戦力外選手を発表。その内容がネット上の日本ハムファンの間で物議を醸している。

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 球団はこの日、今季一軍未出場の33歳捕手・黒羽根利規と、プロ入り後に投手から野手に転向した28歳・白村明弘を戦力外としたことを発表。黒羽根は2017年途中にDeNAからトレードで入団するも、昨季まで一軍出場25試合とレギュラー定着には至らず今季は一軍未出場。2013年ドラフト6位で入団した白村は2015年には50試合に登板するなど中継ぎの一角を担ったが、2019年2月に野手に転向して以降は1試合しか一軍での出場がなかった。

 報道によると、黒羽根は「野球を続けていきたい気持ちはあるので、そこに向けて頑張りたいと思います」と来期以降も現役続行を希望しているとのこと。一方、白村は「やり切りました。引退したいと思います」と現役を引退する意向であるという。

 この発表に対し、ネット上には「一軍には清水(優心/24歳)とか宇佐見(真吾/27歳)とか若手捕手がいるから仕方ない」、「第3捕手としても一軍に定着できてなかったからさすがに厳しいな」、「捕手としてはまだ若いし、獲ってくれる球団があることを願いたいな」と黒羽根の戦力外には納得する声が多数寄せられている。

 一方、白村の戦力外については「黒羽根はなんとなく予想はしてたが、白村が切られるとは思わなかった」、「野手転向から1年ちょっとでクビは見切りが早過ぎる」、「白村はせめてもう1年は様子見るべきでは?糸井も木村もメド立ったのは3年目だぞ」と反発が噴出している。

 「球界では白村のようにプロ入り後投手から野手に転向したケースは複数あり、現役では阪神・糸井嘉男、西武・木村文紀といった選手が野手転向後、主力にまで成長しました。ただ、この両名はどちらも転向3年目のシーズンから徐々に一軍出場を増やすなど、成功を収めるまでにはそれなりの時間を費やしています。球団は白村の今後の伸びしろやドラフトで指名した4名の野手などを総合的に判断して戦力外を告げたのだと思いますし、来年29歳になる元投手の白村と元から野手でより若い選手のどちらが戦力として計算しやすいかを考えると妥当な判断のようにも思われます。ただ、まだ転向から約1年半しか経っていないタイミングでのクビは早計ではないかと不満を抱いているファンも多いようです」(野球ライター)

 戦力外を受けたコメントの中では、「投手も野手もやるという経験ができたのはファイターズだから」と球団に感謝している白村。ただ、今回の発表にモヤモヤを抱えているファンも少なくないようだ。

文 / 柴田雅人

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